【林修の今でしょ講座】最強ミニ野菜?!ミニトマト・芽キャベツ・豆苗の効果とは?花粉症に効く野菜とは?

2019年3月12日放送の『林修の今でしょ!講座』は平成のうちに知っておきたい入浴・睡眠・食事法を学ぶ3時間SP!こちらのページではその中で紹介された最強ミニ野菜ランキングについてまとめました。ミニトマト・芽キャベツ・豆苗の健康効果とは?花粉症に効果があるのはブロッコリースプラウト!?詳しい情報はこちら!



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健康長寿につながる!ミニ野菜ランキング

平成になって売り上げが激増したもののひとつが、野菜売り場でかなりの面積を占めるようになった、かわいいサイズの「ミニ野菜」。代表格「ミニトマト」はすっかり定番になりました。

でも実は見かけによらず、すごい栄養を秘めているんだとか。そこで、今回は意外に知らない「ミニ野菜」について、医学的にも理にかなっている、小さいけれど大きい野菜よりもスゴイパワーを持つミニ野菜ベスト3を紹介!

「ミニトマトVSトマト」「芽キャベツVSキャベツ」…成長過程のミニ野菜だからこそ、大きい野菜よりも豊富な栄養とは?

第3位:ミニトマト

血管・肌を老けさせないパワーが約2.5倍!

血管や肌を老けさせないパワーのある「リコピン」。実は、そのリコピンの量は、通常のトマトに比べミニトマトの方が約2.5倍多いんです!

リコピンの量(100gあたり)
トマト:約3mg
ミニトマト:約8mg

血管で怖いのは、動脈硬化。動脈硬化の原因のひとつは悪玉コレステロールによる血管の酸化リコピンには抗酸化作用があるため、動脈硬化のリスクを減らす効果が期待できます。また、紫外線を浴びることによってできるシミやシワの予防効果も期待できるんだとか。

ミニトマトにリコピンが多い理由
⇒普通のトマトに比べ皮が厚いから。

リコピンはトマトの皮に多いんだそう。トマトとミニトマトが同じ重さで比べると、ミニトマトの方が皮の面積が大きい=ミニトマトの方がリコピンが多いんですね。

リコピンの吸収率がよりUPするミニトマトの食べ方は?
A:冷やして食べる
B:温めて食べる
正解 → B:温めて食べる

トマトは加熱して食べると、リコピンの吸収率が3.8倍アップ

ミニトマトは熱を加えると皮も柔らかくなり、細胞も壊れやすくなります。リコピンは細胞の中にあるため、細胞を壊すと吸収率が高まるんですね。

POINT リコピンの吸収率をUPさせるなら、ミニトマトは熱を加えよう

第2位:芽キャベツ

胃腸を元気にするパワーが約4倍!

キャベツといえば、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなど、ビタミンの宝庫として有名ですが、キャベツと芽キャベツを比べてみると、芽キャベツの方が約4倍も含有量が多いんです!

ビタミンCの量(100gあたり)
キャベツ:41mg
芽キャベツ:160mg

ビタミンCの1日の摂取目安は100mg。キャベツだと1/4個食べなければいけませんが、芽キャベツだと5個食べるだけでいいんです。

また、ビタミンCだけでなく、ビタミンAは約14倍、ビタミンEは約6倍含まれています。

ビタミンC → 抗酸化性が強く、活性酸素を抑えてくれる
ビタミンA → 胃の粘膜を保護する働きがある
ビタミンE → 胃腸の細胞膜の酸化を防止
ビタミンACE、3つ揃うと胃腸を守るパワーがUP!

芽キャベツにビタミンが豊富な理由
⇒キャベツに比べ芯の部分が大きいから。

芽キャベツは芯の部分にビタミンが多いんです。虫に食べられにくいよう、芯の部分に栄養を蓄えているんだそう。

また、キャベツの芯は硬くて食べないことも多いですが、芽キャベツだと丸ごと食べるため、栄養が豊富にとれるんですね。


第1位:豆苗

骨を丈夫にするパワーが約6倍!

一袋100円前後で買え、炒め物にも鍋に入れてもおいしく今大人気の「豆苗」。実は豆苗に多く含まれている成分が骨を丈夫にするんです!

骨を丈夫にするにはカルシウムだけ摂っていてもダメなんです。豆苗にも多く含まれているビタミンKが必要なんです!

豆苗と、豆苗が育ってできる「さやえんどう」を比べてみると・・・

ビタミンKの量(100gあたり)
さやえんどう:約47μg
豆苗:約280μg

骨を丈夫にするビタミンKがさやえんどうのなんと約6倍!

骨は一定量のカルシウムの出入りなどにより、常に新しく作り変えられています。また、骨はカルシウムだけでできているのではありません。骨の2/3はカルシウム、残りの1/3はコラーゲン(たんぱく質)でできているんです。

骨=カルシウム+コラーゲン

骨にとって大切なカルシウムたんぱく質(コラーゲン)。その吸収をUPさせるのがビタミンKなんです。そのため、ビタミンKはカルシウムやたんぱく質(コラーゲン)と一緒に摂ることが重要です。

豆苗と一緒に食べるオススメの食材は「チーズ」!チーズにはカルシウムが豊富に含まれているので、豆苗と一緒に摂ることで、カルシウムの吸収率がUPします!

POINT 豆苗(ビタミンK)×チーズ(カルシウム)=カルシウムの吸収率UP!

また、「鶏肉」もオススメ。鶏肉には良質なたんぱく質が含まれているため、豆苗のビタミンKによって骨のコラーゲン生成がアップします!

POINT 豆苗(ビタミンK)×鶏肉(たんぱく質)=たんぱく質の吸収率UP!

また、豆苗はビタミンKだけでなく、ビタミンAビタミンE、そして免疫力を高めてくれるβカロテンもさやえんどうに比べて多いんです!

さらに、豆苗は“赤ちゃん野菜”だからこそ、大人野菜のさやえんどうより抗酸化成分が多いんです!

赤ちゃん野菜は育つために身を守らなければなりませんよね。そのため、動物や紫外線から身を守る抗酸化成分」が多いんだそう。その抗酸化成分を私たちが摂ることで、肌や血管などの老化の原因となる活性酸素を抑制してくれる働きがあるんですね。


番外編:花粉症対策に効果的「ブロッコリースプラウト」

花粉症対策に効くと言われているのが、ブロッコリーの赤ちゃん「ブロッコリースプラウト」。

「ブロッコリースプラウト」には花粉症予防に期待できる「スルフォラファン」が含まれています。スルフォラファンは成長してブロッコリーになるとほとんどなくなってしまうんだとか。

花粉症の症状の原因は、花粉を外に出そうとするヒスタミンが刺激となって炎症になること。これがかゆみや鼻水の原因となっています。ブロッコリースプラウトに含まれる「スルフォラファン」にはヒスタミンの放出を抑える働きがあるんだそう。

スルフォラファンは免疫細胞のバランスをとってくれるので、花粉症だけでなくアレルギー症状や炎症にも効果的。花粉症ではない人も摂って損はないんだそう。


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テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
火曜 19時00分~19時54分
出演:林修、松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)、つるの剛士 ずん飯尾和樹 杉咲花 / 高畑淳子 足立梨花 / 草野満代 伊集院光
講師:一石英一郎 / 馬渕知子 / 矢澤一良

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