【林修の今でしょ講座】で紹介!医師が選ぶ「体にイイ回転寿司のネタBEST10」とは?

2019年4月2日放送の『林修の今でしょ!講座』は、全国の人気回転寿司店で調査!医師100人が選んだ「体にイイ回転寿司のネタ」ベスト10を発表!詳しい情報はこちら!



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医師が選ぶ「体にイイ回転寿司のネタBEST10」

日本全国4000店以上!現在、回転寿司が大ブーム!家族連れはもちろん、意外や意外!ご高齢の方々にも人気があるんだそう。

そこで今回は、お寿司と健康効果の関係性を調査!回転寿司で人気のネタをリサーチし、その中から医師100人が「健康長寿を目指したい人は、このネタを食べるべき!」という「最強の寿司ネタBEST10」を発表します!

調べてみると「サバ缶よりカルシウムが豊富」「認知症リスクを下げる」「花粉症の改善に期待」など、魚によって異なる驚きの健康パワーが!

回転寿司店によくあるメニュー59品から医師がランク付け。

第10位:いかオクラ納豆

血圧&血糖値の上昇を抑え、血管を老けさせない。
イカ&オクラ&納豆のトリプルパワー!


イカ」に含まれるタウリン血圧の上昇を抑える

寒暖差を感じた時や酸素が少なくなったと時、睡眠不足、ストレスを感じた時などに出る「血圧上昇物質」が原因で血圧が上がる。それを抑えるのがタウリン。
イカの部位によってタウリンの含有量が違っており、筋肉を動かす部分「ゲソ」に多く含まれる。

タウリンは母乳にも含まれており、大量に食べない限り子供が食べても大丈夫。


オクラ」のネバネバ成分が糖質をコーティングすることで小腸での吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ


納豆」のペプチド血圧の上昇を抑える


第9位:こはだ

骨に良い栄養素がたっぷり!骨を丈夫にする栄養素でつまずきを防止。


「こはだ」ってどんな魚?

出世魚で、成長とともに名前が変わる。

シンコ(5~6cm)⇒ コハダ(7~10cm)⇒ ナカズミ(12~14cm)⇒ コノシロ(それ以上)

「こはだ」に含まれるカルシウムは回転寿司のネタで一番多く含まれる。

こはだ1皿分のカルシウムを他の魚で摂るなら、
・あじ 3皿
・たこ 12皿
・さば 32皿
も必要!

「こはだ」は小さい魚なので小骨が多いからカルシウムが多いそうです。


こはだの小骨は「お酢」で締めることで柔らかくなり、もともとあるカルシウムを逃さず食べることができる。

75歳以上の女性は男性に比べて4~5倍骨折リスクが高くなるそうです。


骨をつくるのに「こはだ」と一緒に摂ると良いのが「だし巻き卵」。

カルシウムだけでは骨が作れない。ビタミンDが必要で、卵や鮭に多く含まれるので一緒に食べるのが良い。

カルシムの吸収率は低く、乳製品なら40~50%程度。

「ビタミンD」は、吸収率を高め、骨に弾力性をつけてくれる。(骨の質を上げてくれる)


「こはだ」に次いでカルシウム量が多いネタは「うなぎ」。


第8位:ねぎとろ

4位・6位・7位・8位は全て「マグロ」。

ねぎにあるアリシンという成分がマグロとの相性が抜群!

アリシンは血管の中の老廃物を輩出し、マグロの疲労回復成分が入ってくる。とても理にかなっている食べ方。


「ねぎとろ」は中骨の骨と骨の間にある「中落ち」と呼ばれる部分の身を使う。

骨にそって身を「ねぎとる」ことから「ねぎとろ」と呼ばれるようになったそうです。


第7位:大トロ

鮪の中で最高級。

EPADHAが非常に豊富に含まれており、あらゆるネタの中でトップ!
回転寿司で1貫食べればOK!


大トロの脂はEPAやDHAなどの「オメガ3脂肪酸」が豊富。

血流改善、動脈硬化予防、高血圧予防、心臓病予防、脳卒中予防、認知機能改善などが期待できる。


大トロが取れるのは、クロマグロ(本まぐろ)やミナミマグロのみ。
大トロはマグロの中でたった4%しか取れないため高級ですが、「EPA&DHA」の摂取目安は1日1gなので大トロ1貫でほぼ摂取できる


「EPA&DHA」の最新研究情報。

最新の研究で花粉症の改善に期待できると発表された。

また、天然マグロと養殖マグロで比較すると、養殖マグロの方が圧倒的に「EPA&DHA」が多く含まれている

その理由が2つ。
●栄養豊富なエサ(サバ・イワシなど)を大量に食べている。
●狭いイケスで育つため、運動量が少なく脂肪を多く蓄えている。


第6位:マグロの赤身

赤身に含まれる「イミダゾールジペプチド」成分が体に溜まった疲れを吹き飛ばす!

常に泳ぎ続ける回遊魚「マグロ」。体を動かし続けるため、赤身には疲労回復のために「イミダゾールジペプチド」が豊富。

その他、「イミダゾールジペプチド」を多く含む動物は「渡り鳥」。渡り鳥の胸肉にも豊富に含まれています。


マグロの赤身には、その他にも疲労回復に良い成分が含まれている。

それが「ビタミンB6」。脂肪燃焼を促進し、エネルギーに変換する作用があり、疲れ知らず!


さらに、良質なたんぱく質は低脂肪で健康長寿に欠かせない筋力UPも!!


第5位:〆さば

「〆さば」には健康長寿には欠かせない、膝・腰・心臓を丈夫にする成分「コエンザイムQ10」が豊富がたっぷり!

コエンザイムQ10」は心臓を動かすエネルギーを作るのを助けてくれる。
心臓の動きが悪くなると様々な臓器に悪影響を与えてしまうので「コエンザイムQ10」を積極的に摂取することは非常に大事!

コエンザイムQ10は年齢とともに減っていまい、他の部位より心臓が一番減ってしまう。そのため、心臓の働きを守るためにもコエンザイムQ10の補給が必要。


「コエンザイムQ10」を効率よく摂るために、〆サバと一緒に食べると良いサイドメニューが『えびの天ぷら』。

コエンザイムQ10は油と一緒に摂ると吸収率がアップする!


名医がオススメするサバのアレンジレシピがこちら↓

さばマヨ
サバ缶を使った手巻き寿司。
「サバ缶」にマヨネーズを和えて、お好みで塩コショウするだけ!

「さば缶」のココがスゴい!

カルシウム・・・生サバの約43倍!
●ビタミンD・・・生サバの約2倍!
●DHA・EPA・・・生サバの約1.3倍!

第4位:中とろ

赤身大トロの良いとこどり!最強のマグロ!


第3位:納豆巻き

血管を強くするトリプルパワーが働く最強の海苔巻き!丈夫な骨づくりにも効果的!

納豆巻きのここがスゴイ!
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」&「レシチン」&「大豆イソフラボン」のトリプルパワーで血管を老けさせない。

ナットウキナーゼが血栓を撃退
納豆でしか摂取できない「ナットウキナーゼ」。

レシチンが血管を丈夫にする
レシチンは血管に溜まった悪玉コレステロールを除去してくれる。

大豆イソフラボンが血管をしなやかにする


また、納豆巻きは納豆を低温で食べるので、ナットウキナーゼの活性を高めてくれる
(ナットウキナーゼは熱に弱い。50℃で弱まり、70℃を超えるとその機能が失われる。)


骨を丈夫に!

また、納豆によく使われる「ひきわり納豆」にはビタミンKが豊富。糸引き納豆の約1.5倍!

ビタミンKには、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があり、丈夫な骨づくりには不可欠


第2位:あじ

健康長寿に欠かせない「筋肉」を作る。1皿食べるだけでも効果的!


アジに含まれる豊富な「たんぱく質」と適度な「脂質」が筋肉を老けさせない!

青魚であるアジにはEPA・DHAも豊富。EPA・DHAは筋肉の合成を高め、分解を抑える。

さらに、アジには「ビタミンD」も豊富。ビタミンDが筋肉を増強させる働きが強い。


第1位:いわし

漁獲量日本一!骨を丈夫にする栄養素がトップクラス!

イワシは骨を老けさせない!

イワシは、EPA・DHAなどの良い脂が豊富、たんぱく質など栄養素のバランスも良い。
そして、骨を丈夫にする「ビタミンD」が多く含まれており、たった1皿で1日に必要な目安摂取量が摂取できる。

【ビタミンDの1日に必要な目安摂取量】
18歳以上の男女ともに5.5μg
イワシ1皿に含まれるビタミンDは約6.4μg

また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に!(「こはだ」参照)


【最新研究で判明!ビタミンDの血中濃度が高いと癌のリスクが減少!?】

2018年に国立がん研究センターが発表した研究結果によると、イワシに多く含まれる「ビタミンD」、実は血中濃度が低い癌のリスクが高くなる
(摂れば摂るほどリスクが減っていくわけではない。)


医師がオススメ!最強サイドメニューBEST3

お寿司と一緒に食べるからこそ意味がある!最強のサイドメニューはこちら!

第3位:茶碗蒸し

茶碗蒸しに使われる卵の成分「コリン」が、酢飯の糖質をエネルギーに変える!

コリンは卵に豊富に含まれている成分で、糖質・脂質を優先的にエネルギーに変換してくれる優れた栄養素の一つ。


第2位:枝豆

魚に豊富なカルシウムとの相性抜群!
枝豆の大豆イソフラボンと一緒にとれば、さらに骨が強くなる

大豆イソフラボンは破骨細胞の活動を抑え、骨を強くしてくれる。

また、枝豆を食前に食べることで血糖値の急激な上昇が抑えられる。


第1位:あおさの味噌汁

「あおさ」に含まれるマグネシウムと魚に豊富なEPA・DHAがWのパワーで血管を老けさせない!

アディポネクチン(別名:長寿ホルモン)の分泌が促進され血管を丈夫にする。

その他、「あさりの味噌汁」も体にいい!
あさりの味噌汁に含まれる「亜鉛」が髪の毛と肌を元気にする。

また、生魚を食べることで冷えた体を温めてくれるので、お寿司にはどんなお汁でも良いので一緒にとる方が良いとのこと。


回転寿司ネタまとめ・感想

お医者さんが選ぶ体に良いとされる寿司ネタ。
過去にも『医師が選ぶ食材総選挙!体にいい食材トップ10』など、お医者さんが選んだ食材はいつくかテレビで取り上げられてきていますが、共通している点が多いですね。

「健康長寿」のために大切な「血管・骨・筋肉・心臓・脳」に良い食材が選ばれました。

血管(血圧&血糖値&老化)対策・・・「いかオクラ納豆」「ねぎとろ」「大トロ」「中とろ」「納豆巻き」「あおさの味噌汁

骨(骨密度・膝・腰・ヒザ痛)対策・・・「こはだ」「〆さば」「納豆巻き」「いわし」「枝豆

筋肉(筋力UP・疲労回復)・・・「マグロの赤身」「あじ

心臓・・・「〆さば

脳(脳卒中予防、認知機能改善)・・・「大トロ

シャリの糖質が気になる人は「茶碗蒸し」、などお寿司ってサイドメニューも理にかなっているなという印象。上手に食べれば回転寿司で健康になれますね!


▼参考記事

【名医のTHE太鼓判】医師が選ぶ食材総選挙!体にいい食材トップ10は?
2019年1月21日放送の『名医のTHE太鼓判』は食材総選挙2019。カラダによい食材、本当に必要なものは一体何か?どう...



テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
火曜 19時00分~19時54分
出演:林修、松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
高橋一生 伊集院光 室井滋 橋本マナミ 長井短 安藤なつ 石原良純
講師:赤澤純代 市原淳弘 岡村信良 鈴木敦詞 谷本道哉 千葉純司

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