【林修のレッスン!今でしょ】「納豆」最高の混ぜ方・ちょい足し食材(2022/4/5)

2022年4月5日放送の『林修のレッスン!今でしょ』は「納豆」。納豆の最高の混ぜ方、No.1ちょい足し食材、タレを入れるタイミングなど、紹介された納豆の豆知識をまとめました!作り方や材料など詳しい情報はこちら!

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納豆の豆知識

今回のレッスンは「納豆の最高の混ぜ方」を医学&科学で徹底分析!「納豆」を狭く深く学んでいきます!

納豆は混ぜ方を間違えると体に良い栄養や旨味を損なうおそれがある!?納豆にベストなトッピングは何?医者や専門家が教えるちょい足しNo.1食材は?納豆の栄養パワーを逃さないための豆知識が続々登場!


1日1パック食べると死亡リスクが約10%減るといわれる納豆。昨年の市場規模は2,595億円と伸びているんだそう。今や健康管理に欠かせない納豆のパワーをアップさせる「最強の混ぜ方」を狭く深く掘り下げます!

納豆のちょい足しNo.1食材は?

医師・専門家が選んだ“もっとも理にかなった”ちょい足し食材ランキングはこちら!

第1位:ねぎ
タンパク質+ビタミンB群
ネギに含まれる「硫化アリル」→ 納豆のビタミンB群の吸収を助ける
ネギを一緒に加えることでビタミンB群が効率よく取れる!
納豆の唯一の弱点はビタミンCがあまり入っていないこと。ネギを加えるとビタミンCを一緒に取ることができる。

第2位:しらす
カルシウムで骨粗しょう症予防!?
豊富なカルシウムで骨粗しょう症予防が期待!
納豆のビタミンKの働きでカルシウムの吸収をUPさせる。

第3位:山芋
消化酵素で胃もたれ解消
消化酵素の働きで胃もたれ解消に期待!
難消化性のでんぷんが腸内環境を整える。

第4位:ごま
豊富な鉄分で肌トラブル対策
肌トラブル対策に期待!
ごまには女性に足りない鉄分が豊富。納豆にはない栄養素をゴマが補ってくれる。
納豆+ごま油もオススメ!

第5位:卵
タンパク質で筋肉量UPに期待
たんぱく質が豊富で筋肉量UPが期待!
注:納豆には肌の健康維持を助ける「ビオチン」が含まれる。卵の白身には、その「ビオチン」の吸収を邪魔する「アビジン」が。
卵を入れるなら黄身だけにするのが◎

第6位:めかぶ
腸内環境を整える栄養が豊富
アルギン酸が腸内環境を抑える

第7位:オクラ
食物繊維が血糖値の上昇抑制
血糖値の上昇を抑え、高血圧対策に期待!
水溶性食物繊維が血糖値の上昇を抑制

第8位:大根おろし
ビタミン+消化酵素
大根おろし → 消化酵素が豊富
納豆 → ビタミンB群が糖質の代謝を助ける
納豆+大根おろし → 納豆の消化・吸収を助ける効果に期待!

第9位:大葉
ペリルアルデヒド+納豆菌で整腸効果
納豆に足りない栄養素を補って整腸効果に期待

第10位:海苔
豊富な食物繊維で便通改善効果が期待!
納豆 → 水溶性・不溶性食物繊維
海苔 → 重量の1/3が食物繊維
食物繊維のWパワーで快便効果に期待!


納豆の最高の混ぜ方

納豆は何回混ぜれば正解?

血流改善に期待できる「ナットウキナーゼ」を効率よく吸収する回数は?
25回以上

混ぜてよりネバネバさせた方が、ナットウキナーゼが胃酸で溶けるのを防いでくれる
ナットウキナーゼを胃酸から守るには、白い糸が全体的に出る25回以上混ぜた方がいい

ナットウキナーゼ

血管内の血栓を溶かすことで、血流改善が期待できる栄養成分

納豆の旨味の変化を感じやすい「混ぜる回数」は?
⇒ 25回以上

ちなみに、最高に美味しくなる「混ぜる回数」は?
⇒ 旨みの天井は400回。400回混ぜた納豆はプロも認める美味!(効率的にはどうか…)

お箸の間に隙間を開けて縦に混ぜると空気と混ざりやすくて◎。
納豆かき混ぜ棒」を使うと効率UP!

また、納豆のパックのままより、大きめの丸い器に入れて、空気を入れながら混ぜる方が効率が良いんだそう。


タレを混ぜる順番

ナットウキナーゼの吸収率がUPするのは、タレを混ぜる前に入れる?混ぜた後に入れる?
納豆を混ぜた後にタレを入れる方が、よりネバネバが多くなり、ナットウキナーゼの吸収UP!

タレを先に入れると、納豆のネバネバを生み出す納豆菌がタレで流されてしまう → ネバネバが少なくなる(ナットウキナーゼが少なくなる)

味的にも、納豆を混ぜた後にタレを入れた方が美味しいんだそう。
混ぜた後にタレを入れた方が糸の太さが太くなるため、舌に触れる表面積が多くなり、旨みを感じやすいんだとか。

ちなみに、一般的な納豆のタレには、納豆のグルタミン酸と相性が良いイノシン酸が入っている。
(納豆のグルタミン酸×タレのイノシン酸 → 旨味が約7倍に!)


ごはんとの混ぜ方は?

栄養を逃さないご飯との混ぜ方は?
熱々ごはんとかき混ぜすぎない

血流改善が期待できる「ナットウキナーゼ」は熱に弱い
熱いごはんと混ぜるとナットウキナーゼが壊れてしまう。

約70℃でナットウキナーゼの力が失われる。
炊き立てごはんの表面の温度は約55~60℃。炊き立てご飯の内側は70℃以上。
ご飯と一緒に食べるなら、混ぜて食べずに、「別々で食べる」か、「ご飯の上にのせて食べる」のが◎。

調理するときは後乗せにするとよい。
納豆チャーハンを作るなら、火を止めてから最後に上にかけるようにすると◎。


納豆の栄養パワーを逃さないための豆知識

腸内環境を整える納豆菌。そんな納豆菌のパワーをUPさせる豆知識!

納豆は買ってすぐ食べた方がいい?賞味期限ぎりぎりの方がいい?
⇒ 納豆菌をより多く摂るなら、賞味期限直前の方が◎

冷蔵庫から出した納豆は何分後に食べると栄養UP?
冷蔵庫から出して30分くらい置いてから食べるのが◎
冷蔵庫の中では納豆菌も休眠状態。常温に置くことで、納豆棋院が再び働きはじめ、増殖する。


*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります

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テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」
火曜 19時00分~19時54分
出演:林修、バカリズム、斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー) 秋元真夏(乃木坂46)伊沢拓司、小宮浩信(三四郎)内藤剛志、室井滋
専門家:渡辺光博(慶應義塾大学教授)齋藤真理子(山本メディカルセンター院長)

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