【林修の今でしょ講座】で紹介!「あんこ」で健康長寿?! 太りにくい?驚きの栄養パワーとは?

2019年2月19日放送の『林修の今でしょ!講座』は、健康長寿が好んで食べている「あんこ」の健康効果を学びます!「あんこ」は赤ワインよりもポリフェノールが多く、ほうれん草よりも鉄分が豊富!意外と知らない驚きの栄養パワーとは?賢い食べ方も学びます!詳しい情報はこちら!

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「あんこ」驚きの健康パワー!

「あんこ」は長生きに繋がる食品!? 健康長寿の方々が好んで食べている「あんこ」。医学的にも理にかなった理由があった!

実は赤ワインよりもポリフェノールが多く、ほうれん草よりも鉄分が豊富!?賢く食べれば、血管や肌を老けさせないスゴイ栄養成分がたっぷり!

意外と知らない驚きの栄養パワーとは!?

林修の今でしょ!講座 レシピ あんこ 健康長寿 ポリフェノール 食べ方

教えてくれるのは、みなと芝クリニック院長 川本徹先生。

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あんこにたっぷり!2つの栄養成分

あんこは冬にこそ食べてほしい食材!
あんこにたっぷり含まれている2つの栄養成分はこちら!

あんこにたっぷり含まれている栄養成分
1.ポリフェノール
2.鉄分

「あんこ」のポリフェノールで血管大掃除!

あんこの栄養成分「ポリフェノール」が、悪玉コレステロールの上昇を抑え、血管を大掃除してくれる!?

抗酸化物質であるポリフェノールは血管の大掃除にとても大事なんです。

さらに、あんこにはもう1つスゴイ抗酸化物質が!

それは、小豆をあんこにすることで誕生するメラノイジン

たんぱく質と糖分が加熱され、メイラード反応という化学物質が起こることで「メラノイジン」が生まれます。この「メラノイジン」は、ポリフェノールと同じく血管の大掃除が期待できる抗酸化物質。「ポリフェノール」に「メラノイジン」が加わることで、赤ワインより強い抗酸化力を持つんです!

では、どうやって血管内の悪い物質を掃除するのでしょう?

呼吸をすることで体内に入った酸素は約2%が活性酸素になります。活性酸素は殺菌力が強く、ウイルスや細菌を撃退してくれるんですが、増加しすぎると、悪玉コレステロールと合体し、酸化悪玉コレステロールになってしまいます。

酸化悪玉コレステロールは、血管の壁にくっついて血管壁を傷つけ、これが動脈硬化の原因となるんです。

酸化悪玉コレステロールのできる原因
・風邪を引く
・紫外線を浴びすぎる
→活性酸素が増加しやすい

酸化悪玉コレステロールを増やさないためには、活性酸素と悪玉コレステロールの合体を防ぐことが大事。

そこで登場するのがポリフェノールメラノイジン。ポリフェノールとメラノイジンが活性酸素を退治することで、弱った活性酸素と悪玉コレステロールは合体できなくなり、酸化悪玉コレステロールの増加を防ぐことができるんです。

ポリフェノールメラノイジンが、血管の天敵 増えすぎた活性酸素を撃退してくれる。

「あんこ」の鉄分で肌トラブル撃退!

鉄分といえば、レバーやほうれん草に多く含まれていて、貧血の改善などが期待できるというイメージを持っている人も多いのでは?

実は、あんこに含まれる鉄分は冬に多い肌トラブルを解消するのに欠かせない栄養成分!

あんこに含まれる鉄分の量は、なんとほうれん草の1.4倍

鉄分の量(100g当り)
あんこ 2.8mg
ほうれん草 2.0mg

あんこには鉄分がたっぷりなんですね!

では、鉄分がどのように肌トラブルを解消するのでしょう?

冬の肌トラブルで特に悩むのが乾燥肌の乾燥肌荒れの原因はコラーゲン不足。そのコラーゲンを作るには、あんこに含まれる鉄分が必要不可欠なんです!

コラーゲンはたんぱく質・鉄分・ビタミンCがあれば体内で作れるんだそう。鉄分が不足すると肌トラブルにつながるんですね。


医学的に正しいあんこの食べ方

ポリフェノールがより多い和菓子は?
→ おはぎ、たい焼き、イチゴ大福などつぶあんの和菓子

ポリフェノールはあずきの皮に多く含まれています。
「つぶあん」は皮のまま小豆が使われていますが、「こしあん」はあずきの皮を取り除いているので、つぶあんの方がオススメ!

ちなみに、ポリフェノールが皮に多い理由は、植物が酸素や紫外線から身を守るためなんだそう。

→ 血管を大掃除してくれるポリフェノールつぶあんにたっぷり!

ポリフェノールの働きを高める和菓子は?
→ いちご大福、あんみつなど

ポイントはビタミンC
ビタミンCが弱ったポリフェノールを元気にしてくれる!

ポリフェノールは、活性酸素をやっつけると自分自身も弱ってしまいます。そこで大事なのがビタミンC。ビタミンCがポリフェノールを元気にしてくれるんです!

→ あんこはフルーツと一緒に!ビタミンCが弱ったポリフェノールを元気に!

ポリフェノールを効率よく摂るために合わせるとより良い飲み物は?
→ コーヒー

あんことコーヒーの組み合わせでポリフェノールがWで摂れる
コーヒーには「クロロゲン酸類」という高酸化力の強いポリフェノールを含んでいます。
また、緑茶にもカテキン・タンニンなどのポリフェノールが豊富に含まれているため、オススメです♪

ちなみに、牛乳に含まれる「カゼイン」という成分はポリフェノールの吸収率を下げる可能性もあるんだそう。


1日の中であんこを食べるベストタイミングは?
→ こまめに食べる

ポリフェノールの抗酸化作用は、約2時間がピークで、約4時間で消えてしまいます。そのため、こまめにとった方が良いんだとか。

1日1回食べるなら、脳の働きからすると朝に食べるのがオススメ。糖質と、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1も豊富なため、脳が活性しやすいんだとか。

名古屋でモーニングで食べられている「小倉トースト」は医学的にも理にかなっているんですね♪


肌トラブルに良い「鉄分」がより多く含まれれているのは「こしあん」?「つぶあん」?
→ こしあん

小豆に含まれる鉄分は、皮よりも実に多く含まれているんです。こしあんは皮を取り除いて作られているので、100g単位でみるとより実が多い「こしあん」に鉄分が多いことに。


肌に良いとされる「鉄分」がより多く摂れる和菓子は?
→ 草餅、きなこおはぎなど

よもぎにも鉄分が豊富。かぼちゃやほうれん草よりも多いと言われています。

また、きな粉にも鉄分が多く含まれています。さらに、きな粉の原料は「大豆」。鉄分の吸収を助けるたんぱく質も豊富です。


栄養を逃さない赤飯の作り方は?
→ 一度あずきを冷凍する

甘いものが苦手な方は、赤飯がオススメ!

小豆を一度茹でてやわらかくして冷凍庫で冷凍!
小豆を冷凍することで細胞壁が壊れ、栄養成分を体内に吸収しやすくなります。


「あんこ」は太りにくい!?

最近の研究結果では「あんこの砂糖は他のスイーツの砂糖より吸収されにくい」という結果も出ています。

砂糖水を加えたエサを食べたマウスと、砂糖水を加えたエサにあずきポリフェノールを加えたものを食べたマウスを比較した実験では血糖値に変化が。

砂糖水のマウスは血糖値の上昇は30分後に最高値。あずきポリフェノールを一緒に摂ったマウスは60分で最高値に。

つまり、血糖値の上がりが緩やかになり、糖分が吸収されにくくなったということですね。

砂糖は、α-グルコシダーゼという成分によって腸内でブドウ糖に分解され、体内に吸収されます。ここにあずきのポリフェノールが加わると、α-グルコシダーゼを阻害し、砂糖の吸収を抑えるのではないかと言われています。


「あんこ」情報まとめ

●つぶあんはポリフェノール。こしあんは鉄分
フルーツと一緒に摂ればポリフェノールの働きUP!
コーヒーお茶もポリフェノールが豊富!相性抜群!

かといって食べ過ぎは絶対ダメ!賢く食べましょう♪


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テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
火曜 19時00分~19時54分
出演:林修、松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)、中山秀征 新井恵理那 / 八木亜希子 古坂大魔王 佐藤勝利 / 鈴木杏樹 鈴木紗理奈
講師:伊藤明子 / 西山一朗 / 川本徹

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